天人鳥 | 迦陵頻伽、妙音鳥とも稱す也 極樂に住まひ 妙音を發し その容、美女の如し かの一族の者 昔者 希臘の神と歌聲にて諍ひ 敗れて入水し、 人魚と化すと傳へけり |
夜雀の怪こと、みすちーです。
花映塚発表記念ということで。
体験版での台詞がいかしてますな。
天人鳥としてみました。
騒がしさとかお軽い行動とか、むしろ木葉天狗(鳶みたいなやつ)にしようかとも思いましたが、ちょっと違うかなと。
みすちーは羽根の生えた人の形をしていますが、天人鳥はむしろ人の顔を持つ鳥として描かれます。
中には手が描かれているものもありますが、基本的に下半身は鳥そのものです。
そういえば『三つ目がとおる』の天人鳥はコワいです。夢に出ます。関係ないですが。
歌声で人々を惑わす水怪は元来半人半鳥として表されていましたが、
中世の北ヨーロッパで、地元の伝承やネレイデスやスキュラと習合し、いわゆる人魚の姿として描かれるようになります。
半人半鳥のセイレーンがミューズと争って海に落ちたという伝説の影響もあるのかもしれません。
異伝ではミューズが冠を編むため羽根を毟っちゃったとか(ひでえ)。
ライン川のローレライも同類ですね。
そして日本(東洋)では、人魚の肉は不老長寿の霊薬として知られています。
蓬莱人でも記しましたが、若狭の八百比丘尼は有名ですね。
つまり、小骨を我慢してみすちーを×××すれば永遠が貴方の手に!!
――ということは、既にゆゆ様は不死の幽霊に……!?
幻想郷でのミスティア嬢の受難はまだまだ続きそうです。
えー、今度はローレライってところに重み付けして描いてみました。
……。変わりばえしないですね。画力&創造性の欠如ですかね。
背景もうるさいし。