“A.クリスティー『予告殺人』NHKBSで放送”記念企画!
★「夢見る幻想人形」
2006.12にNHK.BS放送でA.クリスティー作、ミス・マープルの『予告殺人』がO.A.されました。 くろまく〜もそうなんですけど、やっぱり物語の本質に関わってしまうので、見てない&読んでない人の為に自主規制しますね(呼び方自体がネタばらしという説も...)。 |
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○おまけの黒白てゐ (時計うさぎ) |
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※上の絵ほど新しいです。 ああ、我ながら何やってるのでしょうか。せめて望まれる内容をやるべきなのに。 とか言いつつアリスなわけです。特にお気に入りな訳でもないのですがねえ(←えー)。 まあ、アリスって結構頻出な名前だよねー、と、思いつきではじめたのですが……。 ……おそらく予想どおりのモノしか出てこないことになるかと。 多彩なアリスが出てくる訳ではありません。サプライズは無しです、多分。 要するに単なるねた絵です。スミマセン。 |
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北欧のアリス 「ムーミン」シリーズで有名なトーベ・ヤンソンのアリスです。 ヤンソン版のアリスの舞台は、あたかもムーミン谷のよう。独特のあの幻想的な画風が何とも言えない不可思議な雰囲気を生み出しています。下に模写を示しましたが、変な生き物たちが楽しいです。 私の下手なパロディ絵では、とてもその雰囲気を伝え切れません。2006年に日本語版が出版されたので、興味を持たれた方は是非。ただし、関西弁をしゃべる帽子屋やべらんめえ調の三月兎とか、訳は好き嫌いがあるかも知れません。 他にも、いかにもヤンソン風の面白いシーンが沢山描かれているのですが、それは実際の挿絵を見てのお楽しみということで。 |
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魔界の人形使い 最早趣旨が変わってしまってる気が……。 かの黒男爵です。下の魔人アリスが元ネタで抱いてる黒い方です。 地獄の元帥ネビロス。人形使いと言うか、死霊使いらしいですね。ネクロマンサー。姿については葉に付いた人面の毛虫という説も……。 繰り返しになりますが、真女神転生のアリスとのエピソードが悲しい。 葛葉ライドウでは殴ってます、人形で。 背景が相変わらず下手。背後のビルはほら、真1と言えばね。六本木にはそれっぽい建物が無いので(六本木ヒルズは合わないと思う)。 |
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地下の国のアリス キャロル自身の描いた挿絵より。何か飛んでる異様なモノはウミガメモドキとグリフォンです。 あの絵は私にはうまく再現できません。かなり衝撃的。ハートの女王とかやばいです。シュヴァンクマイエルも真っ青、かも。 これらの図版を元にテニエルの挿絵が描かれた訳ですが、比較すると面白いです。 キャロルの挿絵付きの版としては、『地下の国のアリス』というタイトルで邦訳が出ていますし、最近はテニエル版と二冊一組になったものも出版されています。 |
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荒野のアリス えーと、今度はマイナー路線で。 でもどうなんでしょう、一応連載途中なのでそれなりの知名度はあるのでしょうか? つーか既に頭のすげ替えですらないですな。 脳内補完よろしく。 背景まで含めて絵は構想すべきでした...。 |
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魔人アリス ほら、来ると思ったでしょ。 赤と黒と人形と言えばやっぱりこれでしょう。モデルはATLUSの女神転生シリーズに登場する特殊な悪魔、魔人のアリスです。幸せの歌や子守歌を歌ってくれますが、油断すると即死です。絵柄が違う某ペルソナシリーズではいきなりメギドラオン喰らわしてくれます。色々素敵。 とか言いつつ、残念ながら、ほとんど会った事がありません(最近の作品では比較的会いやすいかも)。つか、逃げるなこら〜。 「真・女神転生」でのエピソードとか、実は結構悲しい話な気がします。あと「ライドウ」のミニイベントもね。 本当は肌の色とか、目の色とかもっと怖いのですが、遠慮しながら塗っていたらやや大人しくなりました。 どうでも良い事なのですが、最初、このコーナーの名前を「目が点アリス」にしようかと思ってたんですよね、流石に頭悪そうなので止めましたが。 |
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不思議の国のアリス アリスと言ったらこれですよね。ルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』のアリスです。ただいま少女クローケ中。 挿絵のジョン・テニエルの図版からですが、どうも顔があれ風に描けません。実際よくよく見るとテニエルのアリスはあまり可愛らしくないような気も……(木版単色ではなくカラーの絵の方は綺麗ですが)。 これじゃ何か、ただの首のすげ替えじゃん。 話変わって、邦訳のアリスでは数学者マーチン・ガードナーによる注釈付きの東京図書版がお薦めです。 ムーミンで有名なトーベ・ヤンソンが挿絵を描いたスウェーデン版もあります(現在は邦訳版もあり)。それから、挿絵はアーサー・ラッカム版のものも良いです(これは洋書が大きくて綺麗)。 |
※ちなみに、私は今度放映されるオバサンぽいマープルさんより、少し前にやっていたシリーズのオバアサンオバアサンしたマープルさん(吹き替えは確か山岡久乃)の方がしっくりきます。単なる慣れと刷り込みかもしれませんが。(ポアロはP.ユスチノフよりD.スーシェの方が好き)。