巻ノ十一 幻想郷の兎、受難の事

巻ノ十一 幻想郷の兎、受難の事


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管理人の情熱を喚起するかもしれません。
もし何か思うところがございましたら……。

 約半年ぶりの第十一弾。きちんと更新できる人って凄いと、いつも思い知らされます。

 4/15が諏訪大社上社の御頭祭だったので、それに因んで……。何て思っているうちに5月になってしまいました。
 御頭祭の神饌は諏訪七不思議の一つ(耳裂鹿)に数えられていることもあって鹿の頭が有名ですが、兎の串刺しなんて言うのもあるんですね。多分菅江真澄の著作(というか挿絵かな)を元にしているのでしょう。神長官守矢史料館を紹介した写真を見ると大概載っています。鹿の首や兎の串刺しが描かれた菅江の絵は、ちくま文庫の柳田國男全集の表紙にも使われてましたね。
 あの生贄群も、絵ならば何だか可愛い感じですが、実物はかなりインパクトがありますね(とは言え私は写真で見ただけですけれど)。

 そんなわけでネタを考えてみた訳です(もうどこかで描かれている可能性も高い気がするのですが)。
 多分守矢の神社の祭祀は諏訪社と同じようなものでしょうから。あとは文花帖(書籍)のネタですね、兎鍋とか。
 ※樋坂修理さまの所の4/28の諏訪子さま絵(1)と5/3の優曇華院絵が御頭祭に因んだものです。やはり連想しちゃいますよねぇ、うどんげの串○し。樋坂さまの絵の方がずっと可愛いです。流石はネイティブフェイス。絵馬欲しいなあ。

 月の兎さん、うちの所では何だかいつもこんな役割であるような気がしてきました。

 PCに取り込んで、色々要素を加えたらなんだかごちゃごちゃして分かりづらくなってしまいました。相変わらず説明過多なんですよね……。何とか精進して言いたいことが絵で表現できるようなレベルまで辿り着きたいものです。


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