東方民譚集


――東方的民俗学序説――

内容解説(あるいは使用上の注意)

 ・幻想郷の住人達の背景を探ります。
 ・物語をより深く楽しめる(かもしれない)、雑多な知識の紹介文です。
 ・ちょっと堅い文章で、似非論文風に装ってみました。
 ・嘘は書いていないつもりですが、所詮は聞きかじり、眉に唾を付けて御使用下さい。
 ・なお、東方Projectの一連の作品は、神主様によるオリジナルの創作物です。此処に記す内容は、あくまで出典の可能性の一つとお考え下さい。



境の殺戮 :あらゆる境界を操る程度の能力を持つ妖怪の賢者、八雲紫論序説。
 日記に11ヶ月にわたって連載したもの。参考文献とおまけを追加。
人形送りの夢 :民俗社会における人形に関するコラム。雛人形、人形送り、厭魅など。
 日記に「境の殺戮」番外編として
連載したものを大幅に加筆修正。
流竄の人形 :三月三日、上巳の節句に際して行われる流し雛についてのコラム。
 付論に大鐘婆の火伝説について。日記に連載したものを加筆修正。
西行法師小伝 :妖々夢の世界観における鍵の一つ、漂泊の歌聖西行法師に関する小論。
 以前、今月の御言葉の追加解説として書いたものを加筆修正。
追儺考 :節分の豆まきのルーツを追い、日本の鬼概念の一端を提示します。
 以前、追儺の落書きに添えた解説に、加筆修正したもの。
天狗覚書 :妖怪天狗についての概説。古代の怨霊から近世の神隠しまで網羅。
 以前、画帳の天狗絵に添えた解説を加筆修正したもの。
れいせん考 :月の兎「れいせん」の語源に関するコラム。月と酒と不死の霊薬。
 くだけた随筆風です。
隣のミシャグジ様
:身近に見つけたミシャグジ様を祀る小社の探訪記。
 あなたの隣にもこの小さな祟り神が坐す祠が在るかも知れません。
妖怪書類纂
:妖怪学ブックガイド。妖怪に関する様々な分野の書籍を紹介します。
 日記に約半年にわたって連載したものに加筆修正。さらに加筆。


こんなものを付けて見ました。当に弱気の至り。
もし何か思うところがございましたら……。
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